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ベストな選択は遭難者を救助しないという究極の現実
今年2月に積丹岳で起こった遭難事故で亡くなった男性の遺族が道を提訴するというニュースを今日見てモヤモヤしています。救助隊に救助される途中に男性が滑落して行方不明になり、翌日遺体となって発見されたという事故です。遺族は道に対して救助隊に落ち度があったことの損害賠償金約8600万円を要求するようです。

詳しいニュースの内容はこちらで。
<救助作業事故>そり滑落で遺族が提訴 北海道積丹岳の遭難
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090911-00000128-mai-soci

とりあえず概要を知らない方が多いかもしれないので、概要をまとめてからモヤモヤを書き出したいと思います。
積丹岳遭難事故(2009年1月31日)
  • 2009年1月31日、38歳の男性が友人2人とスノーボードをするために積丹岳に入山。その後男性1人だけ遭難、行方不明に。
  • 友人2人は山スキー。男性はスノーボードだったため別々に下山しようとしたものと思われる。
  • 31日捜索隊によりヘリで捜索するが発見できず。
  • 2月1日、悪天候のためヘリによる捜索ができず、道警機動隊員や地元消防などが地上から捜索
  • 1日朝には男性からの無線連絡により山頂付近で雪洞とツェルトでビバークしていて無事であることを確認。
  • 1日正午頃救助隊が男性のもとに到着。
  • 救助作業中に雪が崩壊して、捜索隊3名と遭難者が200m滑落
  • 滑落後の午後1時頃、遭難者を再度発見してスノーボートに収容して登り返し開始
  • 3人で約一時間かけ、40度の急斜面を50メートル引き上げたところで、一時ソリを直径約5センチのハイマツにくくりつけ他の救助隊員と交代しようとしたところ、木が折れ、藤原さんが二度目の滑落をして再度行方不明に
  • その日は降雪で視界が悪く、救助隊は捜索を中断
  • 2日朝から捜索を再開し、午前7時40分、標高約1000メートル付近の斜面でソリに乗った状態の藤原さんを発見
  • 札幌市内の病院に搬送したが、死亡を確認(死因は凍死)
  • 2月1日積丹岳付近は零下20度、風速20メートル、視界5メートルだった

参考:積丹岳における山岳遭難事故に関する質問主意書
参考:積丹岳遭難事件

まずこの事故が起こった時、二度も遭難するとは!と驚いていろいろなサイトで情報収集をしていましたが、状況的にはある程度仕方ないのかなと思えるもので特にブログ記事にすることもありませんでした。

ヘリも飛ばない中救助に向かった救助隊の人たちも命がけだったのだろうと。ただ、無線での連絡が取れているとはいえ、冬山に入るには装備が十分ではないと思われる男性がそのままだと命の危険があると判断したのか、地上から遭難場所に向かったのではないか?と。-20度、風速20メートルだけでも十分山では大変そうなのに、視界数メートルということは吹雪だったのでしょう。

またこの山は入山許可がないと入山禁止ということはありませんが、スノーボード及びスキーの滑走は禁止のようです。(よく知らないけれどスキー場として整備されたところ以外って全部禁止じゃないんですか?)亡くなった方は可哀想だと思うけれど、危険だからダメだといわれているところに自分から入っていって起こった事故だし、一度は助かりそうな状況になったのにまた滑落ってもしかしたらそういう運命だった?とつい思ってしまいそうになるような事故だな、と思っていました。こんなことがあるんだなぁ、と。

ところが今日その男性の遺族が賠償金を求めて提訴するというニュースが流れました。遺族が主張していることは以下の通り。

  • 救助隊員が木にソリをくくりつける際に複数の支点をつくり固定をせず、救助隊は万全の措置を怠った
  • 滑落した藤原さんを助けなければ死に至ることを知りながら捜索を打ち切った
  • 息子の死を無駄にしないため、今回の救助方法を裁判で検証し、同じような不幸が繰り返されないようにしてほしい
  • 道を相手取り約8600万円の損害賠償を求める国家賠償請求訴訟を起こす

参考:積丹岳遭難 遺族が道に賠償請求

ご両親の気持ちはものすごくわかります。息子は生きていた!救助隊も到着した!それなのにまた遭難させて!生きているのがわかっているのに捜索もうちきって!そもそもきちんと木にくくりつけてくれれば息子は死ぬことはなかったのに!という気持ちには私もこのご両親の立場ならなると思います。自分の息子じゃなくても遺族なら誰でもそういう気持ちになると思います。

気持ちはわかるし、たしかに救助隊にも落ち度はあったと思います。木一本に結びつけただけで誰も側につかずに全員がソリから離れてしまったこと。それも200m滑落して50m登ったところで上にいるほかの隊員と交代するために離れた、ということは150mを登るということで。逆に上にいる隊員は150m降りてくるということ。つまり短時間ではなく割と長い時間くくりつけられていたのだと思います。

この点はたしかに何か改善の余地があるのではないか?とふと思ってみるけれど、私にはその場の状況がわからないので、もしかすると回りにくくりつけられそうな木は1本しかなかったのか?とかヘリも飛べない超悪天候の中で救助に向かい、隊員も一緒に滑落しているのだから(つまり既に二次災害)、隊員も既に限界でもう自分のことでいっぱいいっぱいだったのではないか?と。40度の傾斜って身ひとつで登るだけでもかなりのものです。そこを悪天候で前も見えない吹雪の中、人間をひとり引っ張りながら登るって結構限界まできそうな気が。

でもその日の捜索の打ち切りについては、救助隊のソリのくくり方に落ち度があったとしても、これは遺族の言い分がおかしいと思います。救助隊員まで巻き添えになって死んでしまっては困ります。

そして自分の中でいろいろと考えてみた結果、行き着いたベストと思える答えが「悪天候の中救助にいったことがそもそもの落ち度。つまり悪天候の場合は救助をしない方がよい」というものだったのです。

自分でもこれがベストなんて世の中どうなってしまうのか?という気持ちもあるけれど、プロである以上要救助者を自分たちの落ち度で死なせるわけにはいかない。しかし悪天候の中ではどうしようもない状況に陥ることもある=悪天候の時は100%救助できる保証がないので救助に行かなければよい。という思考になりました。

これが一番最初に書いたモヤモヤしているという部分です。でもそれしかない気がするんですよね。落ち度があることはもちろんプロとしてけっしてあってはならないこと。でも隊員も体力ギリギリかもしれないけれど、もしかしたら助けられるかもしれないという紙一重の状況になったら?今後は悪天候の場合、助けられる「かもしれない」という部分に懸けるのではなく、悪天候のため進入不可能という形で救助に入らないということになるかもしれません。

その場合、放置していれば必ず死んでしまうだろうとわかっていても、救助に手を出さなければ救助隊の責任にはなりません。「もしかしたら」にかけて救助に入っても失敗すれば訴えられるという世の中では、そんな風に人を助けるという使命だけでは動けない社会になってしまうのではないかと。個人的にはそれってどうなのかなぁ?となんだかモヤモヤ。

遺族が今後同じようなことで胸を痛める家族が出ませんように。という気持ちだといくら言われても、勝手に山に入って勝手に遭難して、救助隊も命がけでいって二次災害にまで巻き込まれたのに失敗したからと訴えられるのではもう・・・ね。

私個人的には今後同じようなことが起こらないためには、危険な場所に自らいかない自衛策も必要だと思うのですが。仕事などで仕方なく危険な山に入らなければならなかった人ならわかりますが、娯楽のために危険を冒してこんなことになってしまうのではね、と。今回訴えている両親にはたしかに落ち度はないし、気持ちもわかるのだけどちょっとなんだかひっかかります。

ただ、私が遺族の立場ならお金はともかく、本当のことを知りたい、教えてほしいという感情はわくと思うので、もしかすると提訴した遺族の方も本当にお金目当てとか救助活動を邪魔するというよりは、息子の死の真相を教えて。という気持ちなのかもしれません。でもやっぱり、この事故で一番責任あるのは娯楽のために山に入った息子さんではないかと思います。

・・・とずっと堂々巡りな頭の中。仕方ないことと思いつつ遺族の立場に立つとなんとなくわかる、というのがモヤモヤの原因かもしれません。そしてお金が絡んでいるというのが、どうも純粋に見えなくなっているのかも。これも遺族の立場にたつと「もう息子は戻ってこないから、解決するのはお金しかない」という気持ちだと思いますが、悪天候だから救助しませんっていう場合ももしかしたら生き延びてたいたかも?と思ってしまうだろうし、やはりベスト回答は、100%助けられると確信できない時は救助に行かないという答えにたどり着いてしまうんですよね・・・。救助隊員も自分の命をかけて救助に入って結果的に訴えられては・・・うーん。

■関連記事■
大雪山遭難事故(トムラウシ山)
ベストな選択は遭難者を救助しないという究極の現実

一般の方々の意見に関してはこちらにまとめられてます→【北海道】 積丹岳で遭難して北海道警に救助された男性がソリごと滑り落ちて凍死 遺族が賠償求め提訴へ


この記事のカテゴリ:時事・ニュース
 
| かりん | 00:17 | comments(29) | trackbacks(1) | |
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交代に向かった隊員が「自分の体力の限界」を訴えたら『ノアの箱舟』じゃないか?
それと、雪山に入る=自己責任。多少は死の可能性を覚悟してるっていうのが俺の認識なのだが・・・
「100%助けられると確信できない時は救助に行かない。」
これに勝る答えは出せないね。。。
| SiL^Eighty | 2009/09/12 1:48 AM |

当時、うちの職場で同僚が話していたこと。
「この人…助からない運命だったんじゃないのかねぇ^^;
2回も滑落するっていうのは、もうそれしか…」

で、なんとなくだけど
余計な入れ知恵をして訴えさせた奴がいるんじゃないのかな。
だって時間かなり経ってるでしょ?

はっきり言っちゃえば、2月の冬山(しかもスキー&ボード禁止)にボード行く方が悪いだろ。
そこをさておいて何を言うのか、と私は思うわけで。
雪崩とか崩落とかの可能性は当然普通にあるわけですよ?

なんかねー。
リスクを理解しないで行動する人、結構いるんだよね。
そういう人にほかの人が振り回されるのって、かなり迷惑な気が…。
| おね | 2009/09/12 6:26 AM |

そもそも悪天候な中無理に救助して隊員が命を落としては意味がない
安全が確保されてから救助活動を行うのが常識ですよね
| | 2009/09/12 6:56 AM |

かりんさんに同意です。
遺族の悲しみは理解は出来るけど同情は出来ないかな。
そもそも立ち入り禁止箇所に入り込んだ息子が悪いんだし、
悪天候の中救助に向かってくれた人達に感謝こそすれ
訴えるなんて筋違い。
私も「木が折れて・・・」ってニュースで観た時に、
ちゃんと支えておけばよかったんじゃ・・・と思ったけど、
きっとその場の最大限の処置だったのだと思いなおしました。

今回の事とは直接関係ありませんが、
今は登山ブームで遭難者が後を絶たないようですね。
ふざけた格好や赤ちゃん連れで富士登山をしようとする若者達や、
自分の体力を過信して軽装で登山する高齢者達。
救助する方の身になって欲しいですよね。

ちなみに私は登山には全く興味がありませんが、
「岳」という登山漫画は大好きです。
味があって考えさせられる漫画です。
1話完結型で読みやすいのでオススメです。
| ぽるて | 2009/09/12 8:02 AM |

救助ヘリがバランス崩して墜落という事故のニュースを見たときに私もそう思いました。一人助けに行って三人死亡でヘリまで大破させたら元も子もないじゃないですか。

そして救助した相手がすでに心肺停止で、病院に搬送したけどそのまま亡くなったと聞いたら余計に「救助しにいって無駄死にした」という気持ちが強くなりました。

不謹慎かもしれませんけど、もっと登山する人は自分の行動に慎重になってほしい。自分以外の人間の命も巻き込む可能性があることを考えて欲しいです。
| わふわふ | 2009/09/12 8:28 AM |

死んだ人は大人でしょ。
自業自得!!

そんな人間の巻き添えで2次被害になったらもともこもない。
| | 2009/09/12 8:46 AM |

私もかりんさんに同感です。この件にしろ、今夏のトムラウシの登山事故、昨日起きたヘリの墜落事故にしろ、どれも始まりは救助される側が自分の意思で、自分の楽しみとして山に入ったことに始まります。
別に高い山じゃなくても、きのこ狩りだ山菜狩りだと「ちょっとした近くの山」に入って遭難するということも毎年何十件も起きてるし、死亡者も出てます。
海難事故は基本的に、その捜索活動の費用を遭難者側が払わなくていいけど、山の事故の場合は基本的に本人負担だと聞いたことがあります。海では漁業などの経済活動や、日常の生活の一部の行動の中で遭難することがあり得るけど、山の事故というのはあくまでも娯楽の一環で起こることがほとんどだからということです。
この原則を見ただけでも、なにをか言わんや…ですよね。
| Sophie | 2009/09/12 9:16 AM |

>シルシル
その通りだよね。
実際今回の救助隊員交代の時の理由が
運んでいた隊員が体力の限界だったため。
というものだったのでまさにそれだよね。
雪山はたしかに自己責任。
遭難の理由がボードなんて・・・ちょっとね。

>おねっぴ
私もそういう運命だったのかなと思った。
仮に何事もなく救助されてもやはりダメだったのかな?
とつい思ってしまうようなそんな事故だったよね。
余計な入れ知恵はもしかしてあるのかもだよね。
前にスノーモービルだったかをするために
どっかの山に入った団体が雪崩に巻き込まれて・・・
っていうのもあったけど、どうしてわざわざそういうとこに
入って迷惑かけるのかなと思った記憶があるよ。
しかも振り回される人って命をかけて救助に入っても
民間団体じゃなかったりして
普通の人と変わらないお給料なんだよね。
せめて救助に入ったら救助に入った人からお金を取るとか
何かそういうことでもないと、これからもこういう人いなくならないよね。

>ななしさん
私も同じように思います。
やっぱり私がモヤモヤした悪天候の時は救助しない。
というのが一番いいんでしょうか。

>ぽるてさん
ニュースでは一応救助してくれたことには感謝してる。
とは言ってたけれど、それなら提訴とかはしないでほしいよね。
その後掲示板などで情報収集をしたりしてるけど、
登山経験者の人の話ではその天候の中で40度の急斜面では
1つくくりつけるだけでも大仕事だったろう。という見解でした。
登山ブームもいいけれど自然をなめちゃいけないよね。
前回の遭難事故の時も思ったけれど、山で遭難って
一番他人に迷惑かけるよね・・・。
岳というマンガは今初めて知りました。
今度探してみます!

>わふわふさん
昨日まさにその事故ありましたね。
あの場合は救助に向かった人も亡くなってしまったけど、
この事故では救助隊員が1人も亡くならなかったことだけでも
よかったなと思ってしまいます。
このニュースも昨日のも事故も重なって、
山に入った人は自力で捜索するべき。
なんていう話も出てきてますが、私もこういう娯楽で
山に入った場合に関しては自力捜索、
または費用全額負担というのもありなのかもと思ってしまいます。
捜索にかかる費用については自己負担のものもあるようですが、
自己負担じゃない部分って税金からでてるんですよね・・・。

>ななしさん
その通りですね。
この事故では二次被害だけは避けられてよかったかもしれません。

>Sophieさん
娯楽で山に入って人に迷惑かけるなんて・・・
とやっぱり私も思ってしまいます。
山の事故の場合は基本的に本人負担とはいいつつも、
実際に救助の現場に関わってる人が親しい人でいるのですが、
ある決まった日数までは救助にお金がかからないようです。
その中にはボランティアで救助隊に加わってる方もいるとか。
もちろんボランティアの場合は危険な最前線には行くことが
ないのではないかと思いますが、なかなか大変な思いをしているようです。
昨日からいろいろ考えていて、正直捜索費用は
初日から全部自己負担にしてくれるといいような気すらしてきました。
山は入らなくても生活に困らない人がほとんどですよね。
なぜわざわざ冬の山に・・・と思ってしまいます。
| かりん | 2009/09/12 11:25 AM |

たしかにその通りですね。
救助に行ってまた遭難じゃ助けないほうがいいかも・・
スキー&ボード禁止の場所で遭難したら裁判どころじゃないでしょう、死んであたり前の場所なんだから(^^;
| hir○shi | 2009/09/12 11:48 AM |

ニュースで見て、もやもやどころか、怒り心頭でした。

遺族の気持ちはそうであっても、賠償訴訟起こすなんて・・・お門違いと思いました。

二次災害で救助隊の方々が無事であっただけででも良いとしなければなりません

勝手に危険なところに行って事故に遭う、それなりの覚悟を持って行動して欲しいものだと考えます

家族も、感謝こそすれ、賠償なんて何を考えているのでしょう
もし、2次災害で救助隊の方々が亡くなったら、その家族の方々はどう思うでしょう?
其れが仕事とわりきれますか?

娯楽で入った山で、どれだけの人々に迷惑をかけているのか、考えて欲しいです。
| 白樺ママ | 2009/09/12 12:03 PM |

なんとなく、川の中州で増水で流されたキャンプの人たちの事件を思い出しました。あれは目の前で流されてしまった事件でしたが、やはり救助の方々はどうにも出来ず、でも何とかしようと頑張ってた様子でしたね。遺族のことを思うとやりきれなさは残りますが、どうしようもなかったでしょうね。

アメリカの救助の方々って命省みない使命感のようなものがよく在るように映画などで描かれますがどうなんでしょうね。たとえば911の時なんか、救助隊は非常階段でどんどんビルに上っていったわけですから、自分の身を犠牲にしても助けたいと思っていたのでしょうか。その辺のフィクションさと現実の区別が付きにくいです。

難しいです。
| 唐川です | 2009/09/12 12:05 PM |

完全にモノ事が行く確率は天文学的な数字の割合になるねo(*≧д≦)o"

自分の身位自分で守るのが基本と思うよ( ^▽^)σ
| シャンプー | 2009/09/12 1:23 PM |

 2月の積丹岳でスノボという時点で遭難者は「死んでも構わない」(と言って語弊があるなら「危険性は認識していた」)と考えられますナ。
 救助隊は残念ながらスーパーマンではないので、遭難者を救助できない場合もあり。そして救助隊員の皆さんも自分の安全を優先させないといけない場合もあり(あたりまえ)。
 今後は(不愉快だけど)「いかなる結果になろうと救助隊・地方自治体・国家に法的責任の追求および損害賠償を求めない」とでも誓約書をとらないと救助活動できない事態になる可能性もアリ? こ〜いう遺族の存在が原因で。
 権利意識ばっかり奇形的に肥大した奴が関わると「山男のモラル」とか「シーマンシップ」とか暗黙の了解を前提とした紳士協定的な約束事は駆逐されていくんでしょうかのう。
 美しくありませんヌ。

 F1の聖地・イギリスのシルバーストーンサーキットの建屋エントランスにこんな文句のパネルが飾ってあったとか。
「モーターレーシングとは危険なものであり、その危険を自らの責任において受け入れることのできる者だけが参加する資格をもつ」
| はしばみ2 | 2009/09/12 2:52 PM |

被害者の家族を含めて、みんなが知りたいのは「真実」なんだと思います。もしかすると、「お役所的な対応を取られた」のかもしれません。一般人が不愉快な気分になるあれです^^;
この記事も全て語っているとは思えません。第三者こそ中立な目で見ないと・・・被災者の肩を持っている訳ではありませんので、誤解の無いように・・・この反応が「もやっと」したもので。
| 凡人 | 2009/09/12 5:29 PM |

多分最初の時点では助けられるという判断だったんだと思います。でも不幸な事故(200m滑落)があった。
この時点で男性は意識混濁、環境は-20℃風速20m。天候の回復を待ってたら死ぬ。一か八かでも上に上げなきゃならない。
猛吹雪の中、崖のような坂をソリ引っ張って登るなんて超人的な作業です。一人転んだら全員死ぬ。一歩一歩に神経がすり減ったことと思います。
本当の意味で身も心も限界を迎えた状況できっと最善の一本と選んだ木が折れた。救助隊の方を責めることはとてもできないですね。
それでも本人達は一生後悔してしまうんだろうなぁ…
| Ancient | 2009/09/12 5:42 PM |

>ひろしさん
そうなんですよね。それもモヤモヤしてしまうかも。
禁止区域に立ち入ったことが一番よくないと思うのだけど。
とてもこの感覚は不思議です。

>白樺ママさん
正直いうと私も同じ考えです。
ただ記事を書く時に両方の立場にたって考えてみたら
親としてはやりきれない何かがあるのかな。
と思ったのでモヤモヤしてどうにもこうにも思考停止状態です。
本人が生きていればたぶん訴訟なんてことはないのかも
しれないけど、もしそうだとしたらもっとバッシングですよね。
今回男性が亡くなっていることでちょっとわかる気は
しているけど、本来ならありえないことなのかも。
もしも論になるけど、逆に救助に行った隊員が巻き込まれて
亡くなったとしたらこの遺族が逆に賠償金を払うかといえば
そんなわけない訳で、身勝手な行動を親子でまだ続けるのかな。
と思ってしまいます。勝手な行動をするなら自分たちで
ケリをつけてほしいという気持ちの方が個人的には強いかも。

>唐川さん
思い出しますね。あれも身勝手な行動が元になった事故ですよね。
あの場合も亡くなった方には申し訳ないけれど、
自己責任だなと思いました。ただ親についてきていた子供に関しては
純粋に巻き添えをくらった形で可哀想でしたが・・・。
アメリカの救助に関しては同じことを感じてました。
911の再現ドラマなどではどこまでがフィクション?
と思っていたのです。一度だけ再現ドラマではなく、
ドキュメント映像を繋ぎ合わせたものをテレビで見ましたが、
そこに出てきた救助隊の方たちは自分の身を犠牲にするつもりでは
昇っていなかったようです。まさかビルが崩れるとは思わずに
上の人も指令を出していたし、昇る隊員の人もそう信じて(?)
救助に向かってる様子でした。カメラを持っていた人は
もちろん階段は昇りませんでしたが、崩れる瞬間まで1階にいましたよ。
崩れた瞬間ももちろんカメラはまわってましたが、
あまりにビルに近い場所にしか避難できなかったので
ほとんど何も映っていませんでした。
たぶん自分の身を犠牲にしてまでと思ってた人は少ないでしょうが、
必ず助けて生きて帰るという使命感は持っていたのではないかと思います。

>シャンプーさん
たしかに100%確実に、というとそうなりますね。
そうなると究極だけど救助はしないってことになっちゃいますね。

>はしばみ2さん
その通りですね。男性も無線を持っていたり、
ツェルトを持って行ってたりと多少は認識していたような
感じはあるけれど、十分ではなかったですよね。
まさか自分が遭難するなんて。というところでしょうか。
でも真冬の自然の山で1人でおりるなんて無謀すぎですね。
はしばみさんが書いてる誓約書もこれからは必要なのかも。
それが原因で救助が遅れて亡くなるということもあるかもだけど、
こんな社会になってしまったら必要かなと思ってしまいます。
そうなることが一番イヤなんだけど、どうしてこういう人が
出てくるのかなと・・・。
最後の言葉もごもっともです。
冬山に娯楽で入る方はそれを意識してほしいですよね。

>凡人さん
もやっとさせてしまってすみません。
たぶん私の中では8600万円という金額がひっかかっています。
これが真実を知りたいということで、要求する賠償額がもっと
低かったなら、こんなにひっかかることはなかったかも。
お役所仕事だったかもというコメントはたしかにそうかも?
と思うけれど、やっぱり一番よくないのは亡くなった男性で
たとえそういう対応をされてもまず反省するのが先で
提訴なんてとんでもないと思ってしまいます。
もしするにしてもどこからこの金額がでてきたんだろうと。
こんなに自分勝手なことばかりする人がいたら、
対応しきれなくなるのでは?とこの先のことも不安です。

>Ancientさん
たぶん最初はそう思ったんでしょうね。
そもそもそこが間違いだったと思うのですが。
・・・といっても結果論だから仕方ないけれども。
私もこの状況で意識のない人がのったソリを引き上げるのは
かなり過酷な状況だったと思います。
Ancientさんが書いている通りできっとその場にいった隊員は
一生後悔してしまうんでしょうね。
そう思うとこんな結果はやりきれない。。。
| かりん | 2009/09/12 6:53 PM |

なんかね、不謹慎ですが自分たちの老後を面倒見てもらうはずだった息子がいなくなった。収入など無い、だったら訴訟を起こして…って邪推してしまった。被害者の遺族には申し訳ないけど…
(気分を害されたかたがいらっしゃったら、大変申し訳ない)

やっぱ、子を持つ親には複雑な気分だわ。
| たなくら | 2009/09/12 11:32 PM |

>たなくらさん
なるほど。親の事情もあったかもっていうことですか。
でもそうだとしたら8600万という数字がどこからでてきたか
納得かもしれないなぁ。。。
やっぱり独身でも生命保険って大切なのかもしれないな。と
ふと思ってしまいました。
| かりん | 2009/09/13 12:27 AM |

この記事の内容とは直接関係ないことですが。

この記事でHNを名乗らない人が常識を例に挙げてコメントをしています。

読んでいて、とても不自然です。
他のブログでは、同じ行為を許されでもしているのでしょうか?

HNを堂々と名乗りもしない輩に、常識を語る資格はありません。 

それを黙認する、かりんさんも理解出来ません。

HNを名乗るのは最低限の礼儀…と、こころ得ますが。

| 海鳴り | 2009/09/13 2:28 AM |

>海鳴りさん
たしかにそれは正論です。
ただ私の方からでは意図的に名前を書いていないのか、
書き忘れているのかを判断することはできません。
本当なら名前を入力しなければ投稿できないようなシステムに
できればいいのですが、現在のシステムでは私の方で変更することができません。
よって書き忘れている可能性も否定できない以上、
私はそのまま受け入れます。
申し訳ありませんが、ここは私の運営しているブログなので
それを黙認するかどうかに関してはまかせてもらえたらと思います。
| かりん | 2009/09/13 2:54 AM |

「岳」は石塚真一さんという登山が趣味の漫画家さんの作品です。
去年、漫画大賞を受賞した作品です。
ビッグコミックオリジナルに掲載されているので
そっちを立ち読みしても良いかもです。
| ぽるて | 2009/09/13 9:59 AM |

>ぽるてさん
更なる情報ありがとです^^
連載中なら立ち読みしてみて
気に入ったら単行本購入でもいいですね!
| かりん | 2009/09/13 10:25 AM |

辛口のコメントをさせていただくと、親御さんに単なる真実究明の目的だけだとした場合、お金も時間もかからない刑事的な提訴をするのではないでしょうか。 そもそも救助隊員の滑落防止措置に問題があったとしているのですから、業務上過失致死罪として提訴は十分可能なはず。 お金目的と理解されても仕方がないような気がします。 既に民事提訴がされたようですから、行く行くは判決が決定されるのでしょうが、もし原告が勝訴した場合、司法・行政側は今後の救助活動にはより慎重になると思います。
それは即ち、二度と同様のケースを起こさない!と。
かりんさんの言うとおり、100%確実でなければ命を張ってまで
救助にはゆかないということです。 それが訴えられないための最良方策ですから。 裁判官も当然このようなケースへと発展することを懸念すると思いますが、被告側が裁判で負ければ、今後、助かる命も助からないようになると思われます。 悪しき判例が出ないように祈るばかりです。
| かんな | 2009/09/13 11:02 AM |

今期の救命病棟24時の第1話を思い出してしまった。
100%充分な処置ができると言えない状況で助けようとしてしまったこと、それが訴訟の原因になった。
助けたかった命、助けられなかった命、死なせようと思った人なんて一人もいなかったはずなのに。

命がけで、助けようとしてくれて、ありがとう。
助からなかったけれど、感謝している。

そんなふうに、言えるようでいたい。
そんなカッコイイ話は現実にはなくても。

なんか私もモヤモヤするよ。

息子ひとり雪山で遭難して大騒ぎなのに、改憲して徴兵制度作って戦争するのは平気だと思っている人もいて。
おかしな世の中だよ。
| ひよ | 2009/09/13 2:20 PM |

>かんなさん
私はあまりよく裁判制度について知らなかったのですが、
民事じゃなくても訴訟はできるんですね。
だとしたらますます8600万円という金額が
とても私の中でひっかかります。
数日間ここで皆さんのコメントを読んで自分なりに
いろいろと考えたりした結果、もしかしたらこれは
いいキッカケになるのかもしれないなと思ってきました。
かんなさんのコメントの中にもありますが、
今後は命を張ってまで娯楽で山に入った人の救助を
することはないのかもしれないと。
もしかするとこの先自分の親しい人や血縁関係のある人が
救助される立場になることもないとは言い切れませんが、
私が遺族の立場になってしまったとしても自己責任と
諦めるというような世の中になっている方が、
何かとよいのかもしれません。
そもそも山に入らなければいい話なんですよね。

>ひよちゃん
今回のやつは流し見しかしてないので詳しくわからないけど、
なんだか訴えられているというのは知ってました。
そっか、そういう理由だったんだ。
やっぱりこれはモヤモヤするよね。
そして最後の言葉同感です。
徴兵制度なんてあったらこんなこと1つで
騒げない世の中だよね。
やっぱり平和すぎるのがこんな風になってしまった原因なのかな。
| かりん | 2009/09/13 6:26 PM |

うん確かに、究極の選択はそうなります。
実際に自分が家の前で、火事が起こりました。その時中に一人寝ていると聞いた時、近い家の人に水を出して貰い、水をかぶって中に入ろうとした時、警察官が横に来て止められたから、見た時より3メール以上の火が上がったので自分はその現場の指揮をとり二次災害を止める横に一時的に、二つに別れて消化作業に変わり消防隊を待つしか出来なかったよ。
今回も3000mの訓練を積んで無いけど現場に向かう事件も、現場慣れしてる警察ヘリは、応援にも行かなかったよ( ^▽^)σ

警察は市民を守る為でない組織なら無駄な税金を払う必要無いのに…。
なんて思う事もあるけど、自分は火の海に飛び込むのを止められなかったら今自分はどうしていたのか?と複雑です

実際火元は、その少女の部屋で中で何度もガス爆発があり消防隊と交代した後はマンション全ての人を、ノックして避難告知出来ただけです

自分達は、来客中だったけど近くの友人の家で2時間程待ちましたよ( ^▽^)σ

もう一つの例は、登山家なら自分のロープを切るという最終手段も、経験が少ないとそうなるとも限らないそうですね( >▽)ゞ〜
| シャンプー | 2009/09/14 3:34 AM |

>シャンプーさん
シャンプーさんもそういう経験があるんですね。
でも本当に自分の命をかけてまで行く
ていうのは難しいですね。
経験が少ないと共倒れってこともあるんですね。
うーん。。。難しい。
| かりん | 2009/09/14 12:07 PM |

はじめまして。TBさせて頂きました。

提訴の続報を探していて、たまたまこちらにお邪魔しました。
おそらく、かりんさんとは山岳遭難との距離やスタンスが違うので、表現は異なりますが、数日前に私も似たようなことを書いていました。

私自身は、救助者側の免責を制度として作るべきだと思っていますが、こんな世の中になっていっていいのかなぁ、という思いは一緒です。

また、ときどき遊びに来させてくださいネ。
| kaseijin | 2009/09/19 12:27 PM |

>kaseijinさん
はじめまして。TBありがとうございます。
早速記事読ませていただきました。
ものすごく詳しく書いてあり、さらに私の記事まで分析されていたのでビックリしました。
kaseijinさんの書いてくれたとおりで、この結論を望んでいるわけではないですが、
私の知識の足りない頭で考えているとこれしかない?と思っていました。
kaseijinさんの記事を読んで、いろいろと考えさせられる部分も多く、
また私よりずっとわかりやすく書かれていたので参考になりました。
救助者側の免責を制度として作るべきというのはわかります。
それだと一番いいなぁ、と感じます。
また気が向いたらいつでもどうぞ^^
お待ちしています。
| かりん | 2009/09/21 9:52 PM |

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(2014/7/22〜)









   
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